2017年5月24日

食べる水がペットボトルが不要な未来を作る

edible water bubble

ペットボトル入りの水は、アメリカだけで年間約350億本が消費されており、プラスチック廃棄の環境負担から多くの声が上がっています。ooho!発表の立案者であるskipping rock labによる長期の研究結果により、初のプロトタイプが誕生。2014年に行われたLEXUS DESIGN AWARD 2014に参加し入賞しました。そして今、このooho!開発チームは、発明を現実へとするために英国最大のクラウドファンディング「croudcube」で資金調達を呼びかけると、僅か数日で£400K(約6千万円)に達しました。水のみを売るという新しい発想で、今後世界規模でのプラスチック廃棄に向け、2018年に開催予定のポーツイベントにてさらなる拡大を期待しています。

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ooho!はプラスチック廃棄を削減するため開発された食べられる水

skipping rocks labが設計した水を包む食用膜は自然の海藻エキスでできており、食べずにいると4~6週間で膜は自然分解されてしまいます。皮膜は風味をつけたり、着色することができ、清涼飲料水、アルコール、コスメティックなどその他の液体類にも使用が可能です。

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膜皮は海藻エキスでできている

プラスチック資源の消費とそれが生み出す廃棄量は将来的に持続不可能と制作チームは明かしています。skipping rock labは、Royal College of Art(RCA)の学生とイノベーションデザインエンジニアリングの卒業生によって設立されました。会社立ち上げ以来、チームは過去数年間でこの新たな技術を完成させ、革新的な製造プロセスを開発し、更にooho!はペットボトルより安価での生産が可能です。

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皮膜は着色や味付けも可能

skipping rocks labは、ロンドンマラソンなどイギリスで有名なフェスティバルであるグラストンべリなど、各イベントでの試験的導入を計画しています。マラソン大会単体だけでも75万本分の水を配布しているので、生分解性の食べる水がプラスチック廃棄に与える環境へ大きな影響を与えます。化学者、エンジニア、デザイナー、ビジネスアドバイザーで構成されたこのチームは、海藻ベースのパッケージングで世界的な生産を目指し、時代を先駆けるパイオニアとしてさらなる研究を続けていく予定です。

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designboom.com
原文: http://www.designboom.com/technology/skipping-rocks-lab-ooho-edible-water-bottle-04-12-2017/