2017年6月15日

LAのデザインリノベーション住居

70年代に建築家frank gehryが設計した住宅が新しく生まれ変わりました。かつて現代アートの分野で活躍していた、ロサンゼルスのLittle Osakaに住む美術家とその家族のための新たな居住地が改装されました。



日本の茶室からヒントを得た静けさを想わせる木箱のようなデザイン
イメージ:© brandon shigeta

こちらのプロジェクト「hide out(隠れ家)」は、ロサンゼルスに拠点を据えるdan brunn architectureによって手がけられました。ミニマリストの美学に基づき、かつて建築家のfrank gehryが手がけた設計がそのまま2階に広がっています。住まいは同時にクライアント用のアートスタジオとギャラリーが設けられており、内装には大きな長方形の天窓が配置され、リビングとキッチンには自然の光を取り入れるため新たにアパーチャが追加されています。木材、コンクリート、ガラスを使った基本構造には、かつてgehryが使用していた建築様式と素材に対する敬意が込められています。


1970年代に frank gehryが設計した委託建築

一階は段差の無い広いフロアが開放感を演出し、ゲストルームとして機能する多目的ルームは用途によって隠すことも可能です。


1階全体を突き抜いて作業用・展示スペースにも対応できる開放的な空間を取り入れた設計


内装はアート展示のためのギャラリーのような設定として機能することを狙っています


家の彫刻のように表情豊かな階段が特徴的

手作業で作製されたクルミ木材を使った階段には、垂直な感覚を与えることで存在感を強調させています。ダイナミックな波形状が木材のコントラストを表し、等間隔に隙間から差す光と影が日光を取り入れています。2階には寝室があり、自然光がガラス越しに庭を介して直接空間を照らしています。以前は屋外へのアクセスが無かったこのエリアは、敷地内の温室を設けるためgehryの元々の計画に基づき、庭園となりました。


手作業のクルミ材階段が空間に垂直感覚を与えている


隙間から漏れる光は時間が経過するたびに揺れるように動き、様々な表情を見せる


ガラスで囲まれた屋外庭園を通り階段のトンネルに自然の光が染み込む


本棚にビルトインされた収納ベッドと床から天井へ伸びる回転式壁が書斎としてもゲストルームとしても機能する

designboom.com
原文: http://www.designboom.com/architecture/dan-bruun-architecture-frank-gehry-hide-out-los-angeles-06-02-2017/