2018年2月 7日

4名のデザイナーが奏でる プラダメンズコレクション2018

合板とホイルの箱が積み重ねられた会場で、AMO-OMAのデザイン研究スタジオが、プラダ2018年メンズコレクションを発表しました。コレクションが開催される、ミラノ南東部 Prada Warehouseの会場では、ブランドの産業的アイデンティを反映するように、倉庫のような空間が広がっています。今回のコレクションでは、4名の建築家とデザイナーが参加しており、これはプラダの初の試みでもあります。

all images courtesy of prada unless otherwise stated

プラスチック製のカーテンを抜けると、カラフルな空間がテーマに合わせて分けられていきます。空間を彩るグラフィックには、どの時代にも愛されてきた、プラダの歴史が表現されています。2011年のバナナのようなプリントは、貨物に押されるスタンプをモチーフとしていて、他にもユーモア溢れるデザインのハンドバッグや、レトロなデザインで装飾されたブランドタグ、反転されたプラダのスペルなど、ついつい写真を撮ってインスタグラムに投稿したくなるような景色が広がっています。

image © designboom

会場を埋め尽くす箱には、プラダのアイデンティを表現するようなシンボルが、それぞれに印されています。クラシカルなテーマで設定された、コレクションのアクセサリー、グッズ、マスコット、モチーフのデザインは、箱の中身のヒントとなるエンブレムにも表現されています。


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プラダは、90年代の産業の象徴的な存在でした。プラダの定番といえる、黒のナイロン生地のバッグ、財布、バックパックは、1984年にポコノという工業向けのナイロン素材を使用したことから始まりました。コレクションでは、Miuccia Pradaは、黒いナイロンを用いたデザインを発表し、Ronan&Erwan BouroullecKonstantin GrcicHerzog & de MeuronRem Koolhaasなど、著名なデザイナー4名が招かれています。

プラダのナイロンは、詩的で、実用的かつ技術的、そして多くの美学が詰まっています。今回のコレクションには、4名の建築家とデザイナー達のユニークで一風変わったアプローチが表現されています。Koolhaasは、鎧のような、正面に背負うタイプのポケットが備えられた実用的なバックパックを発表しました。一方、Herzog & de Meuronは、ジャングル柄がリラックスな雰囲気を醸し出すシャツをデザインしています。Language Restraintと呼ばれるHerzog & de Meuronは、様々な概念の制約を超えた自由な表現を実現しています。


Konstantin Grcic, Ronan-Bouroullec, Miuccia Prada, Jacques Herzog and Pierre de Meuron

Ronan&Erwan Bouroullecは、鮮やかなブルーとイエローのレザーを使用した巨大なポートフォリオを発表し、Konstantin Gricicは、Joseph Beuysのフィッシングベストに敬意を込め、マルチポケットの前掛けをデザインしました。

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合板とホイルの箱が積み重ねられた会場で、AMO-OMAのデザイン研究スタジオが、プラダ2018年メンズコレクションを発表しました。コレクションが開催される、ミラノ南東部 Prada Warehouseの会場では、ブランドの産業的アイデンティを反映するように、倉庫のような空間が広がっています。今回のコレクションでは、4名の建築家とデザイナーが参加しており、これはプラダの初の試みでもあります。

designboom.com, Milano
原文: https://www.designboom.com/design/rem-koolhaas-oma-space-prada-mens-fall-winter-2018-nylon-01-15-2018/