2016年1月20日
堅いのに柔軟、木の新たな可能性
Wood-skinはミランの4人組学際グループによって開発されたばかりの複合素材です。この素材は従来の建築資材(木など)の硬さと布地のような柔軟性を兼ね備え、複雑かつ型にはまらない建築やインテリアデザインを可能にさせてくれます。
wood-skinを使用したドバイのレストランReign
特殊なソフトウェアに加え三角測量術を使用することによって、wood-skinはどんな所にでも蝶番のような形で取り付けることが可能です。このことによって、デザイナーは(物理的に可能である限り)ほぼどんな形でも作り上げることができ、バーチャルなデザインを実現することが驚くほど簡単になったのです。
この動画はwood-skinの許可を得て掲載しています。
simontech s.r.lとのコラボで作られたダイナミックな天井
ショールームの音響に応じて形を変える天井
どんなデザインにも対応するwood-skinの細部
wood-skinは様々な形にカスタム可能
超薄型で自己安定のsound-skinパネル
この動画はwood-skinの許可を得て掲載しています。
メタルwood-skinの細部
蝶番になっている部分
wood-skinの素材サンプル
視覚的デザインと実質的構造との溝を埋めるのがこの製品の狙い
Maison Margielaで使用されているwood-skin
designboom.com
原文: http://www.designboom.com/design/wood-skin-composite-material-01-07-2016/
著者: designboom.com
翻訳: 吉野 慶