2017年4月26日

貧困問題をテーマに設計した超高層ビル計画

「mashambas skyscraper」は、貧困状態にあるサブサハラ・アフリカ東地区へ革命を取り入れるために計画されたプロジェクトです。ポーランドの建築家pawel lipińskiとmateusz frankowskにより実現した革命的提案が、今年のeVolo's 2017 skyscraper competitionで最優秀賞を獲得しました。

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イメージ提供 © pawel lipiński / mateusz frankowski

「mashambas」は、小規模農家の生活改善を目的とした建物構造で、可動式教育センターとしての役割を果たす設計になっています。肥料や種をここから小規模農家に配布し、大規模な近代農場と1エーカーあたりより多く食物生産できる機会を提供。さらに、建物を取り巻く農業が増え、地元のコミュニティが自立し始めると、別の場所へ移動し他地域の成長に貢献します。

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建物には教育の場、農業技術訓練、安価な肥料購買、近代的道具などの施設が備わる予定

建物の構造自体は単純なモジュラー要素で構成され、組立、分解、輸送が容易にできる仕組みになっています。積み重ねられたモジュールは、地元農家で最小限の土地を利用する形で高層ビルを作り出します。

「今我々が抱えている飢餓と貧困問題はアフリカのみに見えるが、科学者の予想では世界の人口は2050年には90億人に昇り、世界的食糧難を招くと危惧しています。アフリカの肥沃な農地はアフリカに住む人々に成長と食料自給をするだけでなく、世界全体の食料供給も行うことができるかもしれません。」

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各階にはドローンを使ったエリアや教室、病院などを完備し様々なサービスに対応

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designboom.com
原文: http://www.designboom.com/architecture/mashambas-skyscraper-africa-winner-evolo-2017-skyscraper-competition-pawel-lipinski-mateusz-frankowski-04-12-2017/