2017年4月 9日

ファッションの視点から見る「non places」の世界観

ニューヨークを拠点に活動するファッションデザイナー兼アーティストである noa raviv は、2017年秋コレクションのコンセプトに「non places」を焦点とするようです。この用語は、フランスの人類学者 marc augéが1990年代半ばに、人々のための「場所」や歴史的意味を持たず人の通過点、一時的空間のことを指す意味として創り出しました。ホテル、道路、ショッピングモール、空港などが非場所に該当します。一つ一つに焦点を置くと、そんな全ての非場所にも物体への愛着も湧き出てきます。

noa raviv non place collection designboom
Noa raviv 「non places」コレクション
image © ryan duffin

このテーマに基づいてnoa ravivは、この非場所の本質を借り、デジタル進化を試みるとともに探ろうとしています。言い換えれば、実体のアイデンティティや歴史を持たない場所、人の住めない場所、匿名で孤独な場所に置かれるバーチャルリアリティの世界を指しています。確かに我々は人間の本来の本質的繋がりから離れ、あらゆるデバイスのデジタルスクリーン越しに暮らしています。「精神とは、どこにでも存在し、また同時にどこにも存在しません。身体から離れたこの感覚は、奇妙でたまに怖くも感じますが、馴染みある感覚でもあります。」とravivは語っています。

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

noa raviv non place collection designboom
image © ryan duffin

designboom.com
原文: http://www.designboom.com/design/noa-raviv-non-place-collection-03-23-2017/