2017年9月27日

古着やペットボトルがもたらす建築の新たな可能性

andré castro vasconcelos氏の研究は、建物の基礎部分が素材や形状によって思いがけない可能性をもたらすことに焦点を当てています。彼の建築物は'architectural installations'として定義することができます。一方では、建物の内部と外観/建物とその形状や構造/カバーといった二面性があります。もう一方では、アイデアやメタファーの表現を我々に示す方法として、「意味のあるもの」のために「役立つもの」を置き換えることによって美しさや機能、構造の'vitruvian triad'という転覆が存在するのです。


'vêtements de rechange'は62枚のシャツ、20枚のブラウス、そして4枚のジャケットからなるドーム

それぞれの作品は、ポルトガル人の建築家andré castro vasconcelos氏が選んだ素材から新たなプロセスを包含しています。これは、明瞭度の調査だけではなく、抵抗性テストによっても達成されます。建築家は古着や使用済みのペットボトル、簡単な組み立てが必要となる基本的な建築要素などといった素材を再利用します。たとえば、ネジで木材の接合部を作ったり、ロープでノットを作ったり、ベルトループ同士を結びつけることで組み立てることができます。


この空間は、洋服を上から2枚、4枚、8枚、12枚、16枚、20枚、24枚と順番に並べることで作られている

建築家andré castro vasconcelos氏によると、「私たちは人々を楽しませられるような面白いだけのスペースを作るだけではなく、建築物が持つ可能性のスペクトルに関心を持てるような場を提供している」と言います。


空っぽになったペットボトルがシャツを持ち上げるために袖の中に入れられている


シャツたちは色、柄や素材などといった基本的なルールに則り、慎重に配置されている


'endless walking'は木製の骨組みに196本ものズボンをぶら下げてできた円形のスペースである


その展示は円の中を集団が歩いているように見える


腰にプラスチック素材のベルトを使って繋げられた裏返しのズボンや裾が折られているズボンもある


'καρυάτιδες'のように、人間の形が言語の一部として円柱を形成している


'gathering'は32枚のシャツと40体ものトルソーを取り付けている


シャツやトルソー、そして建物の双方の技術で空間を活用している


本プロジェクトは、アトリエから離れた場所で作品を作る必要があることを要素として組み込んでいる


小さな「ストーンヘンジ」や太陽を崇める人々の輪を表現しているようなイメージをすることができる

designboom.com, Milano
原文: https://www.designboom.com/architecture/andre-castro-vasconcelos-spaces-clothes-vitruvian-virtues-08-30-2017/