2013年5月15日

スキーマ建築計画による家具シリーズ「ColoRing」

schemata architects / jo nagasaka: ColoRing furniture series
ミラノデザインウィーク2013の期間中、Spazio Rossana Orlandiにてスキーマ建築計画の長坂常が発表した「ColoRing」
写真提供:スキーマ建築計画l/長坂常

スキーマ建築計画を主宰する長坂常が彼のトレードマークととも言えるエポキシ樹脂をこの作品では木製家具の不均一な縁や表面を平坦にするために鮮やかな色合いで使用している。このアイデアはdesignboomのこちらの記事で紹介されている「フラットテーブル」シリーズでも試みている。ミラノデザインウィーク2013の開催中、Spazio Rossana Orlandiに展示されたこの「ColoRing」シリーズでは、長坂は自然木の木目を浮き上がらせ、はっきり見せように仕上げる日本古来の浮造り手法を探求しながらも、野暮ったくなりがちな木製のオブジェクトにビビッドな色を引き続き使用している。表面を草を縫い合わせたブラシで磨くことで柔らかい繊維を擦り取りながら、木目の大胆で自然なテクスチャーを浮き上がらせている。彼は他の現場で余った廃棄されていまう塗料を作品に利用して、古来の手法を視覚的に表現する。それぞれの木種のユニークなDNAを残しながら木板を磨き、機能的でかつスリリングなデザインの中にそれらの木目模様とテクスチャーを見せている。

Update

2013年3月31日の過去記事をアップデート。ミラノデザインウィーク2013期間中にSpazio Rossana Orlandiで展示されたインスタレーション「ColoRing」の様子や作品の写真を新たに追加。


鮮やかな色調を通して自然な木目がテーブルの表面に浮き出ている
写真著作権:designboom


テーブル、椅子、スツール、棚で構成される「ColoRing」シリーズ
写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


Spazio Rossana Orlandiでのインスタレーション「ColoRing」の様子
写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


廃棄予定の余った塗料を浮造り法によって家具の表面に使用
写真著作権:designboom


自身の作品「ColoRing」とスキーマ建築計画の長坂常
写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


様々な鮮やかな色を加えることで浮き上がった木目
写真提供:スキーマ建築計画/長坂常


異なるタイプと大きさのテーブルや椅子などが用意された家具シリーズ
写真提供:スキーマ建築計画/長坂常

designboom.com, Milano
原文: http://www.designboom.com/design/schemata-architects-jo-nagasaka-coloring/
著者: Danny
翻訳: 寿藤美智子