2018年1月15日

がん患者と家族へのサポートを行う医療施設


3階建ての医療施設は、「都会のタウンハウス」としての役割を担う
image © iwan baan (also main image)

Jmarchitectsのコラボレーションでsteven holl architectsによってデザインされたmaggie's centreは、半透明のガラスファサードによって自然光が差し込みます。「色のついたガラスを使った外観は、まるで13世紀の音楽'neume notation(ネウマ譜)'を連想させるような水平バンドを用いています。neumeという言葉は「生命力」を意味するギリシャ語から来ています。空気の流れや風の流れようなインスピレーションを受けることで自身のことを満たしてあげる「人生の息吹」を示唆しています。」と建築家は説明。

steven holl maggies centre
色のついたガラスを使用した外観は、まるで楽譜のように水平バンドを用いている
image © iwan baan

隣には1123年に設立された英国で最も古い病院のBartholomew'sがあり、歴史的に有名な立地に建てられています。新たに建てられた建物はモダンなデザインですが、隣接する広場や建築物とのシームレスな融合をしています。ガラスのファサードは北側のファサードに沿うように、階段のジオメトリーに合わせてクリアガラスで持ち上げられています。

steven holl maggies centre
建物は、1123年に建てられたイギリスでもっとも古い病院の隣に位置する
image © iwan baan

もう一つある入り口は、隣接する教会に広がる庭園へと繋がっています。インテリア照明は、半透明の白いガラスとともに着色されたレンズが、明るく輝く空間を演出します。建物の上には屋上庭園が建てられ、患者や職員、および一般の利用者に公開されます。ヨガなどのアクティビティのために用いられる大きな空間が、センターが管理する緑豊かな野外庭園となる予定です。

steven holl maggies centre
この施設は公共のコミュニティセンターとして、無料で実践的そして心情的なサポートを行う
image © iwan baan

maggieの最高経営責任者であるlaura leeは、「センターは、maggieの実践的そして心情的な支援を多くの人々に行う手助けになります」と、話します。「steven hollのデザインは、歴史のある病院の隣に建ち、新旧が完璧に融合しています。色のついたガラスや屋上庭園を利用していただくことで、ロンドン頭部のがん患者やその家族、友人が一緒に生活できる安全な空間を提供できると確信しています。」

steven holl maggies centre
静かで落ち着いた雰囲気の空間はがん患者とその家族のためにデザインされたもの
image © iwan baan

see designboom's previous coverage of other maggie's centres here, and for more information visit the official website.

steven holl maggies centre
image © iwan baan

steven holl maggies centre
中心のアトリウムの周りに沿うように部屋がある
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steven holl maggies centre
竹がいたるところに使われている
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steven holl maggies centre
建物の屋上には患者、スタッフそして一般市民が利用できる屋上庭園が完成する
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steven holl maggies centre
このプロジェクトは、jmarchitectsとのコラボレーションでsteven hollによってデザインされた
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steven holl maggies centre
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designboom.com, Milano
原文: https://www.designboom.com/architecture/steven-holl-maggies-centre-barts-london-12-19-2017/