2017年10月 3日

高架下にぶら下がったシークレットスタジオ

デザイナーFernando Abellanas氏は、スペインの交通量の多い高架下にシークレットスタジオを設置しています。この狭小スタジオは、自然に囲まれたのどかな国の小屋のイメージとは異なり、工業美術を通じて都会的なイメージを包含しています。可動式の壁がスタジオ全体を囲み、幼い頃に見ていた隠れ場所のイメージとは違う「都会の避難場所」を創造しています。


all images and video courtesy of fernando abellanas / jose manuel pedrajas

独学で勉強をしたのち、lebrelデザイナーとして知られるFerrnando Abellanas氏は、本プロジェクトで床につくほどの長いテーブルクロスがひかれたテーブルの下にいたという幼少期の思い出を想起しています。このシナリオに従えば、家族の話し声はすぐ上を走る車から発せられる臭いに、そしてコンクリートの壁は隠れ場所だったテーブルクロスに置き換えられます。


スタジオは地上からかなりの高さのところに吊り下げられている

地上からスタジオにアクセスするためにAbellanas氏は、スタジオ全体に沿って敷かれた2本の金属レールの上をハンドクランクを使用ます。写真立てや思い出の品などを飾っている棚は壁に直接取り付けられ、デスクや椅子の他にクッションもあり、長時間でも快適に過ごすことができます。Lebrelで働くFernando Abellanas氏は、風変わりなデザインや生産ソリューションを求め続け、さまざまなプロジェクトを通じてアーティストや建築家とのコラボレーションを行っています。


デスク、椅子、そしてクッションのおかげで長時間でも快適に過ごすことができる


棚には写真立てや思い出の品々が飾られている


デザイナー自身が幼少期に隠れていたテーブル下をイメージしている


ハンドクランクは建物全体に敷かれている2本のレールに沿って動く


このプロジェクトが行なわれている正確な場所は不明


幼い頃に見ていた隠れ場所のイメージとは違う「都会の避難場所」を創造している


工業美術を通じて都会的なイメージを包含している


本プロジェクトのコンセプトスケッチ


Fernando Abellanas氏は、さまざまなプロジェクトを通じてアーティストや建築家とのコラボレーションを積極的に行っている