2017年6月22日

うねるレンガで伝統的庭園をモダンに改築

archstudioが手がけた「twisting courtyard」は、北京大栅栏地区にある改装された邸宅を、伝統的な四合院と呼ばれる中庭を東西南北の棟が囲む建築様式で建てられました。現代のライフスタイルに必要なインフラ整備をアップグレードすることを目的とし、これまで居住エリアとして機能していた伝統的庭園は、北京都心部に魅力的な公共の空間として生まれ変わりました。


通りからのエントランス

archstudioは、元の四合院による重々しく古来の印象を取り払い、オープンでアクティブな生活の雰囲気を作ることを目指しています。新たな灰色のレンガ床材は高さが異なる空間を繋げるために使われ、壁から屋根へと内外の間に動的な形を作り屋内へ続きます。湾曲した壁の裏にはキッチン、トイレ、倉庫などの必要補助スペースが備わっており、受付や食卓は湾曲した壁の外側に設計され中庭全体に繋がっています。


twisting courtyardの全体

この新たな庭は主に一般公共空間として使用されますが、居住地としての機能は活かしたままとなっており、レクリエーションや集会、会議などに4棟の家屋を使用することが可能で、寝室が3つある家族用ホステルとしても利用できます。東西翼の既存の木枠にボックスを組み込み、一体感のある家具で統合されています。


改装された中庭の様子ー鳥瞰図

「四合院様式の中庭は、生活の楽しさを演出する核となる部分です。今回のプロジェクトでは、中庭の気質を変えることで、既存の住宅構造は変えずに古典的中庭を現代風のライフスタイルに作り直しました。」とarchstudioは説明しています。


ダイニングルームー中と外がシームレスにデザインされています


キッチン


木を基本としたこの部屋は収納テーブル付で茶室にも寝室にも利用可能


メインルーム:収納ベッドと間仕切りで多目的に利用できます


洗面所


レンガ床の夜の様子


砂利とレンガ舗装の明暗のコントラストが強弱をつけている

様々な材質を取り入れた庭と植物とのコンビネーション

designboom.com
原文: http://www.designboom.com/architecture/archstudio-twisting-courtyard-beijing-06-12-2017/