鴻池朋子 《 己の前に立ちあらわれるすべての純潔、すべての無垢、すべての清楚を手あたり次第に踏みにじること 》
澁澤龍彦著『狐媚記』挿絵 鉛筆、水彩、紙 25.6×36.4cm 2004
cKONOIKE Tomoko Courtesy Mizuma Art Gallery
TDW-ART = 心の環境
「環境」という時代のミッションに対し、イマジネーションは何ができるのか。創造性という無限の資源を社会に活かすために、TOKYO DESIGNERS WEEKは「環境×デザイン」をテーマに掲げていきます。会場デザイン : グエナエル・ニコラ / Gwenael Nicolas ( Curiosity )
17.
田名網 敬一
ビデオ作品
18.
近藤 聡乃
ビデオ作品
てんとう虫のおとむらい
| 日比野克彦氏・監修の「アウトサイダーアート展」
「アウトサイダーアート」とはいわゆる「正規の芸術教育」を受けていない作り手(障害をもつ人や、長年に渡り独自の表現を自己流で続ける人など)による芸術的表現を、インサイドのアートと対比的にアウトサイダーアートという。
1940年頃から、このような表現に注目して作品の収集を始めたのは、フランスの前衛アーティストのジャン・デュ・ビュッフェで、彼はそれらの作品をアール・ブリュット(ナマの芸術)と名付けた。 この言葉の英語版として、「アウトサイダーアート」の名称ができ、特に欧米ではアウトサイダーアート専門のギャラリーや、またコレクターも多く存在する。 日本では、これらの作品の発見は、戦後(1945年頃〜)になっての山下清が知られているが、本格的な発見は1990年頃以後である。
現在では、ボーダレスアートミュージアムNO-MA(滋賀県)などを中心に、全国の作品発掘調査が進行しており、海外からの展覧会オファーも多くなってきている。
現在フランスで開催中のパリ市立アル・サン・ピエール美術館では、64名、約800点の日本作品が展示され、話題となっている。
来年帰国する作品は、日本での巡回展も予定されている。