産廃はクリエイティブの宝庫
DESIGN ASSOCIATIONは、産業廃棄物処理業者ナカダイの産業廃棄物に対する取り組みや姿勢に共感し、共同でプロジェクトを立ち上げました。Nakadai Project Member
オーガナイザー : 中台 澄之 (株式会社ナカダイ前橋支店支店長)Material Library: The vision of NAKADAI PROJECT
TOKYO DESIGNERS WEEK 2010では、実力ある若手デザイナーたちが、産業廃棄物の新しい価値の可能性を最大限に示します。憩える空間、心地よい素材、体感するツール、聞こえてくる音、連続する揺らぎ、異なるスケールのデザインを、それぞれのデザイナーが担います。ナカダイに運ばれた資源をナカダイマテリアルと定義し、製作に必要な素材とします。素材への考察や実験を経て、それらが共存した空間を出現させます。分別され、マテリアルとなったもの、そのマテリアルから作品や空間へと価値を変えたもの、それぞれの魅力を示す、マテリアルのライブラリーです。Material Data Bank
ナカダイ工場に届く資源を分類し、デザイナー向けに一時保管します。これをインターネット上で公開し、デザイナーはいつでも入荷情報を確認することができます。大量の資源が日々送り込まれている様子や、更新される情報からは、創作意欲をくすぐる予想外の資源も発見できます。Designers in Residence
デザイナーの皆さんに、毎日大量に運び込まれるマテリアルを実際に見ていただき、創作に反映していただく場を提供しています。ナカダイ工場のそばに滞在しながら、作品を制作するプログラム、「デザイナーズ・イン・レジデンス」です。滞在中の活動は、企画立案や実験で終わるかも知れませんし、ショップに並ぶ作品に発展することもあるでしょう。ナカダイは、作品となった物を、TOKYO DESIGNERS WEEKの会場内ナカダイブース、インターネットで販売します。販売益の一部はデザイナーに還元され、持続的なデザイナーズ・イン・レジデンス活動を生み出します